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芸術祭2014〈オープニング〉72分

芸術祭2014〈こうもり〉76分

《第一部》18:00開演 ピアノ:片桐えみ 総合司会:広瀬敦子


●オープニング
Stand Alone

(「坂の上の雲」の主題歌)              全 員
 (小山薫堂 作詞 久石譲 作曲 牧戸太郎 編曲)


◎バレエ
法村友井バレエ団(特別ゲスト)

 題名 プーニ「パ・ド・カトル」 
 出演 杉野早季・今井沙耶・神木 遙・入本ひなの


◎日本歌曲


小さい秋見つけた(中田喜直 作曲 サトウハチロー 作詞)…那知上亜美


今日もひとつ(なかにしあかね 作曲 星野富弘 作詞)……西影純枝


初恋(越谷達之助 作曲 石川啄木 作歌) ………………満尾拓人
 ミュージカル レ・ミゼラブルより「彼を帰して
   (シェーンベルク作曲 岩谷時子 訳詞)………………清原邦仁


アヴェマリア(湯山昭 作曲 中山知子 作詞)………………味岡真紀子


あざみの歌(八洲秀章 作曲 横井弘 作詞)…………………………竹内直紀


鐘が鳴ります(山田耕作 作曲 北原白秋 作詞)……………………松田昌恵


荒城の月(滝廉太郎 作曲 土井晩翠 作詞)…………………………田中由也


◎オペラアリア


W・A・モーツァルト作曲 オペラ「フィガロの結婚より」
”準備は出来た目を開け、世の愚かな男共よ!”……満尾拓人
 終幕において、主人公フィガロによって歌われるアリア。恋人の裏切りを知った男の失意と落胆、その大きく揺れ動く感情を克明に表現した叙唱部分と、女性一般に対するイロニーが様々なリズムでユーモラスに歌われる詠唱部分からなる。このような多様性をもったアリアが、庶民(非貴族階級)であるフィガロによって歌われることは特筆すべき点であり、それまでのオペラの常識を覆すものである。

ジョルジュ・ビゼー作曲 オペラ「カルメン」より 
”ハバネラ”………………………………………………………味岡真紀子
 「1820年代、スペインのセヴィリア地方タバコ向上で働くロマ(ジプシー)のカルメンは、取り囲む男達に“恋と言うものは野の鳥のような気まぐれなもので思い通りにいかない”といった奔放な恋愛観を歌う」

プッチーニ作曲 オペラ「トゥーランドット」より
“誰も寝てはならぬ”……………………………………………清原邦仁
 トゥーランドット姫を得るため、命を賭けて挑んだ3つの謎を見事解いたカラフ王子。約束を守らず我が身を与える事を拒む姫に「明日の朝までに誰も知らぬ我が名が判れば」と再度命を賭けます。「彼の名が判るまで、国中誰も寝てはならぬ!」との姫の命令を受けて、王子は「Nessunn dorma(誰も寝てはならぬ)」と、歌い出し、最後は「Vincero(私が勝つだろう!)」と、歌い終わります。

モーツァルト作曲 オペラ 「フィガロの結婚」より
“わしがため息をついている間に”……………………………田中由也
初夜権を廃止する、と宣言した伯爵。初の適応になるはずの、従僕フィガロと伯爵夫人の小間使いスザンナの結婚前夜、初夜権を行使しようとします。が…。スザンナを先に頂きたいのに…わしが溜息をついている間に、召使いが幸福を得て良いのか?わしが望んで叶わぬのを、召使いが得て良いのか?許せない。復讐こそ残された楽しみだ…と、歌います。

〜休 憩〜

《第二部》ヨハン・シュトラウスオペレッタ


*登場人物
 ロザリンデ     那知上亜美(1幕 )  
           松田昌恵 (2.3幕)
 アイゼンシュタイン 竹内 直紀
 ファルケ博士    田中 由也
 アデーレ   西影 純枝
 オルロフスキー公爵 味岡真紀子
 アルフレード  清原 邦仁
 フランク   満尾 拓人
 イーダ       那知上亜美(2.3幕)




第1幕 (解説 広瀬敦子)
 裕福な資産家アイゼンシュタイン家の居間。アイゼンシュタインの妻、ロザリンデの昔の恋人で、歌手のアルフレードが、セレナーデをうたっている。小間使いアデーレが、妹イーダからの手紙を手にテンション高く飛び込んでくる。「ロシア人オルロフスキー公爵の舞踏会に入れるから奥様のドレスを借りておいで!」ご主人アイゼンシュタインも、役人を侮辱した罪での、今夜の入牢前のお楽しみに、と友人ファルケに誘われ、同じ舞踏会に参加する事に。なんとファルケ、奥方ロザリンデにも夜会の招待状を渡しています。企みの匂い!出掛けるアイゼンシュタインを送り出すロザリンデとアデーレ。泣き泣きお別れ…と建前を歌いながら途中からお楽しみの舞踏会を思ってルンルン…おっとっと…いけないいけない。実は、ファルケはアイゼンシュタインに酔っ払って仮装したまま放置されて朝を迎え、みんなに‘こうもり博士’とあだ名をつけられた意趣返しに、オルロフスキー侯爵を愉しませる企画も兼ねて、愉快な復讐劇を仕組んでいたのです。ロザリンデが一人になると夫気取りのアルフレード が家に上がり込む。アイゼンシュタインを逮捕しにやって来た刑務所長は、自宅で寛ぐ主人だとロザリンデに言いくるめられ、すっかり勘違いして、アルフレードを連行します。


第2幕 (解説 広瀬敦子)
 オルロフスキー公爵の夜会。ここでは、「誰にも遠慮せず十人十色」と言う考え方だが、退屈し切っているオルロフスキー公爵が法律?!フランス人侯爵の振りをしたアイゼンシュタインは、先ず女優の振りをしたアデーレを、ウチの女中!と言って、皆の笑い者になり、次にハンガリーの伯爵夫人に仮装したロザリンデに魅せられ、妻とは気付かずに口説いて、女性を口説く小道具の、大事な時計を取り上げられる。本当に、ハンガリーの伯爵夫人かと疑われたロザリンデは極上のチャルダッシュを歌います。
歌、踊り、シャンパンに溢れた舞踏会は最高潮に達します。


第3幕 (解説 広瀬敦子)
 翌朝、刑務所にて。夕べの酔いと興奮の残る刑務所長のフランクは、ご機嫌で鼻歌。アデーレは、夕べ出会ったバスチーユ侯爵(フランク)に、女優としての自分を売り込もうとフランクにあれやこれやと歌って見せる。出頭して来たアイゼンシュタインは、自分の代わりに自宅に居た男が牢に?なんだって?と戸惑う。そこにロザリンデが面会に現れたので、妻が浮気をしたものと思って激昂する。だがロザリンデは昨晩の夜会での夫の行状をすっかり知っていると明かし、アイゼンシュタインは逆にやり込められる。そこへこの茶番劇の仕掛人ファルケとオルロフスキー公爵が現れ「すべては、シャンパンの泡の悪戯!」と歌い、幕となる。

フィナーレ



◆プロフィール


松田昌恵(まつだ まさえ) ソプラノ
小樽市出身。北海道教育大学及び東京藝術大学音楽学部卒業。同大学大学院修了。東京芸術大学にて安宅賞、ニ期会にて川崎靜子賞受賞。第3回JSG国際歌曲コンクール、第4回奏楽堂日本歌曲コンクール、第5回日本声楽コンクール、第1位受賞。二期会公演においても巾広く活躍。オペラでは「道化師」ネッダ「カルメン」ミカエラ「トゥーランドット」リュー「ボエーム」ミミ「椿姫」ヴィオレッタ「魔笛」パミーナ役等で出演。「欲望という名の電車」ブランチ役でザ・カレッジ・オペラハウス公演。バッハ、モーツァルト、ハイドン、ヘンデル、メンデルスゾーン、マーラーなどの宗教曲のソリストを数多く務める。N響をはじめ国内主要オーケストラとの共演も多い。日本歌曲によるリサイタルも行っており、好評を博している。大阪音楽大学教授、お茶の水女子大学講師。二期会会員。


西影純枝(にしかげ すみえ) ソプラノ
大阪教育大学附属池田小中高及び大学(特音)声楽卒業。
同専攻科修了。第8回国際声楽アカデミー、及びAccademia internazionale dell'Opera修了、デュプロマを得る。
名古屋二期会では、オペラは、魔笛(夜の女王)、コジ ファン トゥッテ(フィオルディリージ)他、コンサートはニューイヤー、オペラガラ、ゴールデン、イタリア歌曲、母と子の為の、東日本大震災復興チャリティー…等に出演。11年前に関西に戻ってからは.2003年より毎年ソロコンサート・リサイタルを開催。NHK-FM.An evening of ArtSongs.ときの華コンサート、La felice campagna musica等のコンサートや第2-8回せんば鎮守の杜芸術祭等に出演。定期的に特養老・ケアハウスでボランティアコンサートも行う他、三ッ石潤司教授公開レッスン主催など、裏方もこなす。名古屋二期会会員。ソワレの会(益子明美氏指導)及びBM関西(川井弘子氏指導)、ドイツリート協会所属、カフェ・アンドール歌の会、コーロ西風、フェリーチェホール歌の会指導、大野音楽院(豊中市)童謡唱歌の会及びスマイル・ミュージカル・アカデミ講師。Cantiamo Insieme主宰。


那知上亜美(なちがみ あみ) ソプラノ
大阪府出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程修了。
RMGInternationalClassic(Ukraine・Kiev)及び、St.Petersburg音楽院・Margarita Alaverdian氏のマスタークラスにて研鑽を積む。第16回松方ホール音楽賞、第18回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞及び兵庫県教育委員会賞受賞。在学中に、第26回台東第九公演及び第22回三越の第九、第324回藝大フィル定期公演 グリーグ劇音楽「ペールギュント」ソールヴェイ役、JT期待の音大生によるアフタヌーンコンサート等に抜擢された他、オペラでは「魔笛」パミーナ役、「椿姫」のヴィオレッタ役他を演じる。大学院修了後もソリストとして、ベートーベン「第九」、モーツァルト「レクイエム」、ヘンデル「エジプトのスラエル人」、グノー「聖チェツィーリア荘厳ミサ」他に出演する。声楽を詫磨眞樹子、平松英子、莊智世惠、MarkGulegin、Margarita Alaverdian各氏に師事。


味岡真紀子(あじおか まきこ) メゾソプラノ
大阪音楽大学声楽学部卒業。大阪音楽大学大学院オペラ研究室修了。ロータリー財団マルチイヤー奨学生としてイタリア国立ジュゼッペニコリーニ音楽院に留学。
イタリア各地で「カプレーティ家とモンテッキ家」(ロメオ)、「アルジェのイタリア女」(イザベラ)、「セヴィリアの理髪師」(ロジーナ)等、多数のオペラやコンサートに出演。
帰国後、日生劇場「ヘンゼルとグレーテル」(ヘンゼル)、堺シティオペラ、名古屋二期会「フィガロの結婚」(ケルビーノ)、広島オペラルネッサンス、関西二期会「こうもり」(オルロフスキー)、みつなかオペラ「セヴィリアの理髪師」(ロジーナ)、三重オペラ協会「カルメン」(カルメン)などに出演。関西二期会正会員。


竹内直紀(たけうち なおき) テノール
島根県出身.京都市立芸術大学音楽学部管打楽専修卒業.卒業後声楽に転向.同大学大学院音楽研究科声楽専攻修了.第4回万里の長城国際音楽コンクー第1位,第1回エルピス声楽コンクール第1位.第19回宝塚ベガコンクール入賞.オペラでは「セビリアの理髪師」「椿姫」「こうもり」「カルメン」「愛の妙薬」「コジ・ファン・トゥッテ」「トスカ」「魔笛」「仮面舞踏会」「リゴレット」「夕鶴」「赤い陣羽織」「源氏物語」等200公演近くに出演.また宗教曲でもヘンデル「メサイヤ」モーツァルト「レクイエム」ヴェルディ「レクイエム」ブルックナー「テ・デウム」ベートーベン「第九」等のソリストを務める.響きの豊かなリリックな歌声で二枚目役からキャラクターの濃い役までこなしそして一人でも多くの方に「癒しと活力」を与えテノールの明るい響きで「日本を元気に!」をライフワークとして日々活動している.自身がリーダを務める異色のユニット「びわ湖ホール四大テノール」はNHK.BSクラシック倶楽部にて放送され大きな反響を呼んだ.上方オペラ工房メンバー.びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバー。


田中由也(たなか よしなり) バリトン
大阪音楽大学卒業。同大学院修了。本格的なオペラデビューは、朝比奈隆指揮の《ドン・カルロ》のロドリーゴ役である。以後数多くのオペラの主役を演唱し、特に《ファルスタッフ》のファルスタッフ、《フィガロの結婚》の伯爵、トスカの《スカルピア》など、歌唱・演技ともに絶賛を博している。コンサートの分野でも、数多くのソリストを務めている。また合唱の世界でも精力的に活動しており、混声合唱団カメリア、女声合唱団西山ハニーコール、天王寺区民合唱団の指揮者、大阪、神戸両フロイデ合唱団のヴォイストレーナーを務めている。平成元年度文化庁国内研修生。関西を代表するバリトン歌手の一人である。
現在、大阪音楽大学教授、関西歌劇団理事。


清原邦仁(きよはら くにひと) テノール
大阪音楽大学大学院オペラ研究室修了。数多くの公演にソリストとして出演し、「仮面舞踏会」リッカルド、「イル・トロヴァトーレ」マンリーコ、「リゴレット」マントヴァ公爵、「ジャンニ・スキッキ」リヌッチョ、「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「ヘンゼルとグレーテル」魔女等、幅広い役柄を好演。06年にはイタリアで「蝶々夫人」ゴローを演じ各紙で好評を得た。オペラ作品以外でも多くの宗教曲・合唱曲のソリストをつとめ、東京帝国劇場「レ・ミゼラブル」などのミュージカル作品にも出演。自主企画オペラなどの企画・演出なども手掛ける。関西歌劇団理事。茨木市音芸協会員。上方オペラ工房メンバー。大阪音楽大学非常勤講師。平成17年度大阪舞台芸術新人賞、平成25年大阪文化祭賞奨励賞、平成25年吹田市文化功労者賞受賞。


満尾拓人(みつお たくと) バリトン
相愛大学音楽学部声楽学科卒業。同大学特別研究および音楽専攻科修了。声楽を米田哲二、田中純の両氏に師事。
2006年渡独。ドイツ・ハンブルク音楽院においてバロック歌手のKnut Schoch氏に師事する。またNorman Shetler、Edda Moser、Ingrid Kremling、各氏のマイスターコースを受講し研鑽を積む。
2011~2013にかけてハンブルクの劇場Das neue Opernloftにてバリトン歌手として契約し多くの舞台に出演する。これまでにF・シューベルトの三大歌曲集「美しき水車小屋の娘」や「冬の旅」、R・シューマン歌曲集「詩人の恋」、「ハイネ Op.24」、「アイヒェンドルフ Op.39」などのリーダークライス、H・ヴォルフ作曲「イタリア歌曲集」、その他ベートーヴェン作曲「遥かなる恋人に寄せて」など、数多くのドイツ歌曲によるリサイタルを開催し好評を得ている。またオペラでは、モーツァルト作曲「フィガロの結婚のフィガロ、「魔法の笛」のパパゲーノ、「ドン・ジョヴァンニ」のマゼット、G・ヴェルディ作曲「リゴレット」のスパラフチーレ、G・ドニゼッティ作曲「ドン・パスクアーレ」のマラテスタ役などで出演。その他カンタータやミサ曲などの宗教曲や、合唱曲のソリストとしても活躍。今回の出演は、2005年の第一回船場鎮守の杜芸術祭以来となる。


片桐えみ(かたぎり えみ)ピアノ
大阪音楽大学音楽学部ピアノ専攻卒業。同大学ザ・カレッジオペラハウス専属ピアニストを経て渡伊、故・G,シミオナート女史による「イタリアオペラ・マスタークラス」のピアニストを務める。
以来、多くの内外声楽家・ヴォイストレーナーの下でレッスンピアニスト、アシスタントを務め、イタリア声楽全般、コーチング法を学ぶ。
ワルシャワ、ベルリン、パリ、マドリッド、寧波、杭州において国際親善演奏会の伴奏を務める。Tivoli Accademia internazionale dell‘operaマスタークラス修了。同地公館に於いて演奏会に出演。現在、声楽伴奏ピアニストとして活動すると共に、マリエッラ・デヴィーアをはじめ、ベルカント普及の為の公開レッスンなどを企画・開催している。イタリア声楽協会、神戸音楽家協会各会員。

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